信じる

日々テレビで見る世界各地の、自然災害、
過去の戦争・・・・

「気の毒に・・・」
「何か私達に出来ないのかな・・・」

そう思っていました。

でもまさか自分の身にそれが覆いかぶさろうとは・・・・。


我が家の場合、地震での被害は、津波に遭われた方、
自宅が崩壊した方に比べれば比では無い位の被害です。


でもまさかの福島第一原発事故。

福島第二原発からは半径30km県内の我が家。

第一原発からでも、半径40km以内。
30kmなんて目の前です。

日々流れるニュースの映像に釘付けでした。
建屋が爆発崩壊、
白煙の立ち上る原発。

まさしく未曾有の災害。
しかも目に見えない「放射線」という恐怖に怯える毎日でした。

意を決し、猪苗代に避難。
猪苗代に住む姉も、「万が一があった場合、県内も危険かも」
そんな言葉に、今度は埼玉に避難。

関東には、計画停電やGSの休業。
スーパーでの品薄はあるものの、
そこには日常の生活がありました。

スーパーだって、品薄とはいうものの、
棚にはまだまだ沢山の商品が陳列されていました。

そして、福島県内にいた頃は、
「自宅退避圏内」ということもあり、
外に出られなかったのに、
自転車に乗る子、
散歩する風景・・・本当に日常でした。

水を得たとばかりに、近くの公園へ走って行き、
トレーニングに専念する長女。

でも

最近わが町で横行している「放火」と思しき事件。

やはり、家を空けて来たので自宅が心配。

仕事もいつ再開されるかわからないけど、それも心配。

でも子供を連れて、自宅に戻るのも心配。

そんな時、義姉が「春休みに遊びに来た。と思って、
子供たちは置いていきなよ。大丈夫」

そういってくれた言葉に甘え、
子供たちを置いて、私と夫だけ戻ることを決意。

当初は、私一人で戻るつもりでしたが、
夫が「心配だから一人では絶対戻らせられない!」と
付いてきてくれることになりました。
感謝。


子供達も納得してくれました。

でも、次女はやはり私達が帰る直前になると

「すぐ迎えに来てくれるよね?」

「毎日電話で話せるよね?」

「ママたちは、お家にいれば安全だよね?」

と心配な様子。
ずっと私の手を握って離れませんでした。


なんとなく、「戦中、子供を疎開させる親の気持ちってこんなんだったんだろうな・・・そして子供達も不安も・・・。」

と感じました。


家に帰って、無事な我が家を見てひと安心だったけど、
やはり余震の多さにまた驚き。

そして残してきた子供が心配で、
昨夜は眠れませんでした。


今日の福島テレビの視聴者からのFAXが貼り付けてある中の一枚に

「明けない夜は無い」

そう書いてあるのに目がいきました。

そう。

明けない夜は無い。

今、自分の力が試されている時!

そう思い前向きに行こう!と改めて思いました。


皆さん、不自由な思いをされているとは思います。

でも、良くなる未来を信じ、歩いていきましょう!
信じる


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テチ♪ at 2011年03月21日17:31 │Comments(0)by myself
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