郡山一本桜めぐり~その2~
前回に引き続き、昨日の一本桜めぐり~その2~です。
上石不動桜から、三春方面へと向かうと、
なんとも侘び寂びな佇まいのお寺発見。
お寺の名前も桜の看板も何もありませんでしたが、
参道からの景色に心奪われ、車を停めてしばし散策しました。
後で調べると「常林寺」と言うそうです。
古絵馬が奉納されているそうですが、
外からは伺う事が出来ませんでした。
そして、次は西田町にある雪村庵。
室町時代の禅宗の画僧、雪村が
晩年終の棲家としていたという雪村庵。
庵の周りの竹がさざめく音と、
周りの田んぼから聞こえる蛙の声。
一気に遥か昔にタイムスリップしたかのような
錯覚を覚える場所です。
難しいでしょうが、屋根が茅葺屋根だったら
更に侘び寂びを体現する場所なことでしょうね。
次は郡山中田町の中七桜。
迷い道、細い道、くねくねしてやっと辿り着きました(;´▽`A``
樹齢約160年。
戊辰戦争時、官軍の荷役をしていた忠七翁が
会津の惨状を目の当たりにし、
会津の人々の魂を慰めようと、植えた桜だそうです。
そして代々この桜の手入れを怠らぬようにと、
遺言を残したとか。
名も知らぬ訪問者が沢山だろうに、
桜が見えやすいようにと、田んぼのあぜ道に敷いてあった
瓦や、観桜台の整備など、
持ち主の方の心配りが感じられる場所でした。
忠七翁の想いが代々受け継がれているのだろうな~
と感じます。
そして、五斗蒔田桜へ向かう途中、
なんとも立派な桜に遭遇。
伊勢桜と消え入りそうな字で、標が立っていました。
近くの商店の方所有の桜だとか。
今は看板も出ていない桜ですが、でもきっとあと数年もすれば
有名な桜になりそうな佇まいです。
そしてラスト。
五斗蒔田桜
樹齢約400年。
麓で暮らす人々をやさしく見守ってきたような佇まいです。
桜並木や、公園に咲き誇る沢山の桜も絢爛豪華で素敵です。
でも私は、数百年もの間そこに立ち、市井の人々の暮らしを見守っていた桜。
たった一本でもスックと立ち、毎年変わらず美しい花を咲かせる桜。
一本桜を見ていると、「頑張れ!」と応援されているよう。
そんな一本桜が大好きです。
次は、~花より団子編~です( ´艸`)
テチ♪ at 2009年04月16日12:51
│Comments(2)
│nature
この記事へのコメント
はじめまして
ブログに遊びにきてくださってありがとうございます
さっそくおじゃまさせていただいちゃいました
こんなにのお花見巡りすごいですねぇ〜
でもみんなと〜っても素晴らしいで、写真見てるだけなのに、癒されちゃいました
ブログに遊びにきてくださってありがとうございます
さっそくおじゃまさせていただいちゃいました
こんなにのお花見巡りすごいですねぇ〜
でもみんなと〜っても素晴らしいで、写真見てるだけなのに、癒されちゃいました
Posted by みいちゃん at 2009年04月16日 22:38
みいちゃんさん♪
早速ご訪問下さりありがとうございますo(〃^▽^〃)o
滝桜の周りには、滝桜の子孫の桜が沢山ですよね~
なので、それほど時間をかけずに何箇所も巡る事が出来ます。
桜の季節になると「日本人でよかった~」と殊更感じます♪
早速ご訪問下さりありがとうございますo(〃^▽^〃)o
滝桜の周りには、滝桜の子孫の桜が沢山ですよね~
なので、それほど時間をかけずに何箇所も巡る事が出来ます。
桜の季節になると「日本人でよかった~」と殊更感じます♪
Posted by テチ♪ at 2009年04月17日 09:23